シドニー在住のテツヤです。
急に大阪に行くことになりました。ちょっと懐具合が淋しいこともあり(汗;)節約のため、LCC(Low Cost Carrier)のジェットスター航空に乗ってみることにしました。
ジェットスター航空には、シドニー~関西空港間の直行便はありません。ケアンズ経由で関西空港まで向かいます。
これは、シドニーから関西空港までの搭乗体験記と大失敗談です。
ジェットスター航空、前日にインターネットでチケットを購入した
今回のジェットスター航空の予約内容です。
ジェットスター航空=JQ
JQ952便
シドニー発06:00/ケアンズ着08:15
JQ015便
ケアンズ発13:00/関空19:25着
エコノミークラス・荷物7キロまで追加無し
なんと、ケアンズ空港で5時間弱の待ち時間があります。
少しでも節約になるかと、荷物の追加料金は払わず、最低限の7キロ持ち込み手荷物だけとしました。
金額は916.94ドルで、若干ですが、カンタス航空や全日空より安かったです。
そして、小さな機内持ち込みのキャリーバッグ(7Kg)に、パソコンを入れたリュックサック(4Kg)の荷造りをしました。
大失敗! 荷物が制限を超えていて大幅に追加料金発生!
キャリーバッグ(7Kg)の他に、リュックサック(手荷物)くらい持ち込みオッケーだと思っていたのですが、それはどうも自分の勝手な思い込みだったようです。
追加料金としてしっかりと125ドル支払わされました。
これはジェットスター航空が悪いのではないのですが、LCCのジェットスター航空は、こういう積み上げ方式で儲けを出しているようです。
JQに追加料金払ったら、カンタス航空の関西空港直行便と値段変わらなかったね。
返す言葉ありません(涙)
そうなのです、LCCは必ずしも安いとは限らないのです。よく比較して選びましょう。
シドニー空港ではケアンズまでの搭乗券しかもらえません。荷物を預けてもケアンズ空港で一度受け取りあらためて国際線カウンターでもう一度預け直します。
JQ952便、シドニーからケアンズへ搭乗記(飛行時間3時間5分)
シドニーからケアンズまで3時間5分のフライトです。とにかく朝早いフライトなので、眠い眠。ケアンズまでのフライトでは、とにかく寝ました。
さすが、LCCと思ったのは、追加料金を出さないとお水の一本も出てこないことです。
席のピッチも写真を見たとおり、けっして広いとは言えません。飛行機はA320-200という機材でした。
シドニーを出発した飛行機は、1時間後にはゴールドコースト・サーファーズパラダイスのコーストラインの上空を通過。その後、ブリスベン上空を飛行しケアンズに向かいます。
ケアンズ空港、国内線から国際線へのトランジット(乗継)初体験
ケアンズ国内線ターミナル(T2)に到着
飛行機は国内線ターミナル(T2)に到着します。預け荷物がある場合はここで一旦荷物を受取らなければなりません。今回は荷物は預けなかったので、そのまま国際線ターミナル(T1)に移動します。
歩いて国際線ターミナル(T1)に移動
スーツケースがある場合はゴロゴロと押して歩きます。
国際線ターミナル(T1)と国内線ターミナル(T2)のターミナルは離れていて、歩いて移動します。道順は簡単なのですぐに分かります。徒歩で5~6分というところでしょうか。
T1ターミナルの表示です。T2からこの看板を目指して歩きます。
国際線ターミナル(T1)に到着、驚愕の事実が明らかに!
国際線ターミナルのジェットスター航空のカウンターに行くと誰も係の人がいません。自動チェックイン機も設置されていない。つまり係の人が来るまでチェックインできないシステムです。
おまけに国際線ターミナルには休憩できる場所もないし、お店といえばカフェが一軒あるだけ。基本的にケアンズ空港はものすごいローカルな空港なのですね。
シドニーからのフライトが定時(8:15)に着いたので、8時30分には国際線のJQチェックインカウンターにいました。
関西空港行きのフライトのチェックイン開始は2時間半前の10:30。
こんな何もない場所で2時間も待機するのかと、途方に暮れてしまいましたが、他にやるここともなく。。。
カフェで過ごす人、床に座り込んでる人、荷物まくらに眠り込んでいる人様々でした。
私はなんとか裏技を探そうと空港内を歩き回りましたが、結局はカフェでへたり込んでしまいました。裏技開拓できなくてすみません・・・(涙)
電源は2~3か所にありましたが、占領されていて使えず。せめてもの救いは、ケアンズ空港はフリーWi-Fiだったということです。以前は有料だったと記憶していましたが、無料にしたのでしょうか。大きな看板がでていました。これはありがたい。
ケアンズ空港/国際ターミナル 出国審査、手荷物検査、出発ロビーの設備など
午前10時30分、ジェットスター航空のチェックインが始まりました。ここはスムーズにチェックインができて出国検査に進みます。出国検査場は2階にあります。
写真の階段またはエスカレータで2階へ。荷物検査があり、そのあとパスポートチェックがあります。パスポートチェックは自動化されていてスムーズに通過しました。
出国検査が終わると搭乗ゲートが並んでいる待合室に出ます。関西空港までのフライト出発は13:00。ちょうどお昼ご飯を食べるタイミングです。
残念ながらこの待合室にはレストランと呼べるものはなくカフェが一軒あるだけでした。お土産屋さんは7店舗ほどありました。オーストラリアでの最後の買物場所になるのでウインドウショッピングがてらお店を覗いてみるのはよいかもしれません。
写真は唯一、一軒あるカフェです。テーブルの数は結構あり、パワーポイントも沢山あったのは嬉しいですね。皆さん、携帯電話の充電をされていましたよ。
カフェのメニューを写真にとっておきました。
カフェだけどメニューは結構充実していましたよ。
JQ015便、ケアンズ~関西空港まで搭乗記(飛行時間7時間30分)
飛行機は定刻の13:00ちょうどにケアンズ空港を出発しました。やはり座席はけっして広くはありません。国内線と唯一違うのは座席の前にディスプレイがあるということだけです。飛行機はB787-8という機材でした。
関空までの機内サービスも国内線と同じで、何かが欲しければ、追加で購入するというスタイルです。
たとえば、映画を見たい場合、映画1本につき9ドルが必要です。全部見られるパッケージもありそれは14ドルでした。でも日系の航空会社と違ってあまり見たいプログラムはありませんでした。
食事やドリンクも有料です。機内ではクレジットカード払いが基本でお金は受け取ってもらえません。
座席にはメニューが備えてあって必要に応じて注文します。7時間の飛行のあいだにサンドウィッチや飲み物を2回注文しました。
LCCの特徴として、最初の見せかけの運賃は安く見えますが、フルサービスキャリアと同じようなサービスを頼んでしまうと結局は同じくらいの運賃になってしまうということです。
勿論、ジェットスター航空は「タイムセール」など、非常にお得な運賃を出してくれることもあり、それも大きな魅力のひとつではあるのですが。
フルサービスキャリアを選ぶか、ローコストキャリア(LCC)を選ぶか、それは自分の旅行スタイルで決めればよいと思います。ただ今回、学んだのは、ローコストキャリア(LCC)が必ず安いということではないということです。
7時間30分後、無事に関西空港に到着しました。関西空港では、マリオブラザーズがお出迎え、なかなか粋なはからいですね。大勢の観光客の方がマリオブラザーズの前で写真を撮っていました。
まとめ
- シドニー~関西空港までジェットスター航空だと15時間かかります
- ちなみにカンタス航空の直行便だと10時間です
- ジェットスター航空でフルサービスをつけるとカンタス航空とそんなに値段は違わない(かも・・)
- シドニー発は6時10分とかなり朝が早い
- ケアンズ空港は約5時間の待ち時間になる
- ジェットスター航空の荷物追加料金は7Kgのみ
- スターターと呼ばれるベーシック運賃には食事、映画などのエンターテイメント、毛布なども料金には含まれていない
- 機内で希望すれば別料金でエンターティメント、食事は追加できる
- 機内での支払いはクレジットカードが基本
以上、参考になりましたでしょうか。TPOに応じて航空会社を選んでくださいネ。
Life Only Once
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