雨の日のシドニー観光はここだ! その② こっそり教える美しすぎるセントメアリーの地下聖堂 

オーストラリア旅行

雨の日も大丈夫。セントメアリー大聖堂はシドニー観光の定番ですが、その地下にあるほとんど知られていない「地下聖堂」(英語名:Crypt)をこっそりお教えします。

 

この「地下聖堂」の見どころは、なんといってもイタリア移民のメロッコ三兄弟が16年の歳月をかけ作った美しすぎる大理石の床です。

 

イタリア移民の三兄弟は16年もの歳月をかけ大理石細工を仕上げました。オーストラリアが世界に誇っても良いと思うのですが、実はこの「地下の聖堂」自体ほとんど知られていないのです。

私はこの大理石の床芸術が大好きで何度となく訪れましたが、ほとんどここで人と会ったことありません。シドニーの友人に聞いても知ってる人はほとんどいませんでした。

 

「地下聖堂」は英語ではCrypt(クリプト)。Cryptには「暗号」という意味もあります。なんか秘密めいていて映画「ダビンチコード」を彷彿とさせわくわくしますね。では、さっそく「地下の聖堂」へご案内します。

アクセス

セントメアリー大聖堂へは電車ならSt Jamesからハイドパークを横切って5分ほどと至近距離。車なら大聖堂広場に大きな駐車場があります。

 

左がSt James駅入り口。右後ろに見えているのがセントメアリー大聖堂。ハイドパークから見たセントメアリーです。壮大で威厳を感じます。

大聖堂のなかへ

入口は正面と両サイドの3か所です。ミサなどの催しがなければ館内は自由に見学することができます。入場は無料です。

入口に「帽子を脱いでください」のサイン。

パンフレットをいただきました。

大聖堂のなかは沢山の美しいステンドグラスが。”Mother of Church Australian Catholicism”の名に恥じない大聖堂。心が洗われる気持ちになります。

地下聖堂へのチケット購入

正面入り口を入って左手に売店がありここでチケットを購入します。ひとり5ドル。売店で「Crypt」というとチケットを用意してくれました。クレジットカード支払いでもOK。係のおじさんは見取り図を見ながら簡単に説明をしてくれ写真ももちろんOKだよととてもよいスマイル。「地下聖堂の床全体に大きな十字架の絵が描かれていて、聖書のなかの5つの場面の絵が十字架のコーナーと中央にはめ込まれているよ。それを見てきてね。」と説明されました。お~親切。。。

売店でチケットを購入。地下聖堂のチケット兼見取り図をもらい地下へ。格子扉を自分であけて階段を下りていきます。

地下聖堂(Crypt)

階段を下りてゆくと目にはいるのは床一面に描かれた十字架。しんと静まり返った地下聖堂。地上の大聖堂にはお祈りをする信者の方はじめ観光客も結構いたのに。たまたまかもしれませんがこの時間この地下聖堂にいるのは私ひとりだけでした。すごい特別感。イタリア移民のメロッコ三兄弟が16年もの歳月をかけ心血をそそいで作った大理石モザイク絵画。驚嘆のため息しかでませんでした。

床全体に描かれた巨大な十字架の大理石モザイク

1、God divided the light from the dark(光と闇の創造)

 

2、God divided the water from the land(水と陸の創造)

3、God created the sun and the moon(太陽と月の創造)

4、God created the birds of the air and fish of the sea(鳥と魚の創造)

5、God created man and woman(男と女の創造)

シドニー観光の定番、セントメアリー大聖堂。その地下にはほとんど知られていない地下聖堂がありました。しかも床の大理石モザイクは素晴らしいの一言。雨の日の対策にもちょうどよいかも。あまり知られていないので友達にちょっと自慢できるかも。「セントメアリーの地下聖堂」是非、訪れてみてください。

まとめ

アクセス:

St James駅から徒歩5分。車の場合は駐車場があります(有料)。大聖堂前の広場の地下が駐車場。

セントメアリー大聖堂オープン時間:

月~金曜日 10:00~17:00

土曜日 10:00~16:00

日曜日 12:00~16:00

地下聖堂へ入れるのは10:00~16:30です。催しなどがある場合は入場できないこともあるのでご注意ください。

トイレ情報:

正面玄関を右に回ったところにあります。掃除が行き届いていてとても清潔でした。

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オーストラリア・シドニー在住の50代。人生の総仕上げをすべくライフワークである旅行、読書、英語についてブログに綴ります。