西オーストラリア州、人気の高いマーガレットリバー ツアーに参加してみた

オーストラリア旅行

2019年9月よりANA全日空が、成田~パース間に州7便就航します。ますます注目されるパース。

 

パースから日帰りできる大人気のマーガレットリバーツアーに参加してきました。

 

マーガレットリバーは人口1万5千人の小さな街ですが、知名度は抜群。その名前を世界的に有名にしているのはここで作られる「ワイン」なんです。

 

でもそれだけではありません。マーガレットリバーには、沢山の魅力のある観光地があります。

 

ではさっそく、その魅力をご紹介しますね。

西オーストラリア、「マーガレットリバー」の魅力をひとことでいうと・・・

(↑写真)バッセルトンの長い長い桟橋。先っぽが右にさらに曲がって伸びているのが見えますか?

 

マーガレットリバーの魅力をひと言でいうと、、

 

どこまでも青いインド洋の海、突き抜けるような青い空、マーガレットリバーのワインの赤、地中海性気候で年間を通じて穏やかな気候、、、

 

すみません、ひと言ではなかったですね。とにかく魅力満載です。(笑)

 

西オーストラリアの「マーガレットリバー」ってどこにあるの?

マーガレットリバーはパースから南へ277キロに位置するちいさな街です。

 

世界的に有名なワインの産地ですが、そのほかにも太古の時代の巨大動物の化石が発見されたマンモスケーブ鍾乳洞、インド洋と南氷洋の境目にあるルーイン灯台、南半球で一番長いバッセルトン桟橋など沢山の観光資源があります。

 

マーガレットリバーには、世界中から年間50万人もの観光客が訪れています。

 

今回はこのマーガレットリバーを日帰りで楽しめるツアーがあるということで、そのツアーにのってみました。

パースから大型バスにいざ乗りマーガレットリバーに出発

 

今回、体験したのはアダムス社の日帰りツアーです。アダムス社はいろいろなツアーを催行しており西オーストラリアでは大手の旅行会社です。

 

このツアー、実は英語のツアーなんです。今のところマーガレットリバーには日本語のツアーはありません。でも多少英語わからなくても(笑)なんとか気合で乗り切りました。

 

ではアダムス社のバスの紹介から。このバスは長い乗車でも疲れないように、シート間のピッチは広くトイレもついてます。またWifiも無料、おまけにUSBジャックまで各シートについていて長い時間の乗車でも携帯電話の電池が切れるという心配もなく快適でした。

 

ツアーは朝7時30分にパースのホテルを出発しました。何台かのバスがホテルにお客様を向かえているらしくクラウンカジノの駐車場で1台の大型バスに乗り換えをしました。

 

そしてひたすら最初の訪問地「バッセントン桟橋」へと走ります。

 

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われるバッセルトン桟橋

 

南半球で最長の桟橋であるバッセルトン桟橋です。なんと全長1800メートルもあります。ここで各自モーニングティータイム。桟橋の先まではトロッコ電車が走ります。その先には海底水族館があるそうですが、時間の関係で先まではいけませんでした。

 

バッセルトンはその昔、近隣の山から切り出した木材を積出すための港でした。海が遠浅であったためこのような長い桟橋を作る必要があったようです。やがて林業も廃れてしまい電車は必要なくなり、いまは観光用になり昔の面影をとどめています。

 

マーガレットリバーのビール醸造所でランチ。うれしいビール飲み比べ

 

ランチはマーガレットリバーのビール醸造所でいただきます。ランチをしていると何種類ものビールをもってきてくれて試飲させてくれます。

 

マーガレットリバーはワインはワインで有名ですが、ビール醸造にも力をいれているそうです。

5万年前の大型動物の化石が残る巨大洞窟、マンモスケーブ

爽やかな空気に包まれた森を歩くと突然大蛇の口のような洞窟の入口が現れます。ここはマンモスケーブと呼ばれる巨大な鍾乳洞です。

 

約5万年前、「オーストラリア・メガファウナ」と呼ばれるサイのような動物が洞窟やその周りの森をのしのし歩いていたようです。メガファウナはとても大きな動物ですが、カンガルーやコアラのようにお腹に袋がある有袋類だそうです。面白いですね。

 

洞窟をまっすぐ歩くと、入口とは違った出口にでますが、このツアーでは一番の見どころである広場から同じ道を引き返しました。

 

マーガレットリバーのワイナリーを訪れワインのテイスティング

 

いよいよワインのテイスティングです。英語でいろいろと説明を受けたけど、はっきり言ってよく分からなかった(笑)でもいいんです。ワインは飲んで美味しかったらよいのです。

 

楽しみにしていたマーガレットリバーのカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)。芳醇な果実味は力強く最高でした。

 

インド洋と南氷洋、ふたつの海が出会う場所、ルーイン岬

TWO OCEAN MEETS

ここにはこんな大きな看板がでています。インド洋の暖かい海流と冷たい南氷洋の海流がこの岬の沖合でであいます。

 

4月~9月までは南氷洋の海流がインド洋の海流を北へ押し上げます。岬からはその海の表層の違いがはっきりと見えるそうです。なんかロマンがありますね。

 

灯台の近くにはカフェやお土産物屋さんもありリラックスした雰囲気でした。灯台からは果てしなく広がる水平線が広がる雄大な大海原が広がって見えました。

 

最後にマーガレットリバーの街をすこし自由散策

マーガレットリバーの薬局でジャラハニーを買いました。

 

西オーストラリアにしかないジャラの木から作られるハチミツ。花は2年に一度しか咲きません。マヌカハニーのように個性のある味ではなく非常にマイルドです。

 

※オーストラリアの検疫法で、州をまたいでハチミツを持ち込むことは禁止されているので購入の際は注意してくださいね。

まとめ

アダムス社マーガレットリバーツアー

催行日 : 5-8月 週4日(月、火、木、金、土)

9-4月 毎日

ツアー : 朝7時半出発、ホテル帰着夜10時前後

ガイド : 英語(残念ながら日本語はありません)

ランチ : ビール醸造所でのランチ込

 

夜は遅くなるので途中で、夕食自由時間があります。バスのなかで注文を取り支払いは各自払い。アジアフードもありましたよ。

 

このツアーは日本人参加者は少なく欧米の参加者が多いようです。でもとてもお薦めかな。オーストラリアらしいとても良いツアーでした。

 

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オーストラリア・シドニー在住の50代。人生の総仕上げをすべくライフワークである旅行、読書、英語についてブログに綴ります。