オーストラリア世界遺産 腰痛持ちがフレーザー島4WDツアーに参加した

オーストラリア旅行

友人に誘われ、オーストラリア・クイーンズランド州にあるフレーザー島に行ってきました。

 

実はフレーザーに行こうと誘われた時、あまり気のりしなかったんです(笑)

 

この島の地表は一部除いてほとんど砂です。だから島内の移動は「4輪駆動車(4WD)」なんです。でこぼこ道を4WDで走ると腰にくるだろうなぁ~。絶えれるか心配で心配で(笑)

砂の道は雨がふれば結構平らになるというのです。このところ雨は降っていません。どんな状態になっているのか恐ろしくて恐ろしくて。

何はともかくせっかく誘ってもらったので参加することにしました。

 

ではさっそく、フレーザー島の珍道中~出発!

世界遺産 フレーザー島はどこにある?

フレーザー島はブリスベンから北に300キロメートル。 電車で4時間、車で6時間の位置にあります。

 

今回はシドニーから飛行機で約1時間40分ほどのハービーベイまで行き、そこからフェリーで40分ほどでした。

 

フレーザーは秘境ですが、結構交通の便は案外良いですね。

 

 

世界最大の砂の島・フレーザー島は世界遺産、ありのままの自然が残ってる

 

ツアーは島の西海岸にあるキングフィッシャー・リゾートホテルからスタート。

 

世界遺産のなかにあるこのホテル。すごく環境に配慮して建てられているようです。

西海岸から東海岸へ4WDで移動

 

朝7時45分にホテル玄関前に集合。世界中から集まったツーリストがこのツアーに参加していました。ツアーには30名の参加者がいましたが、ヨーロッパからの参加者が半数くらいいました。フレーザー島はけっこう知られているんですね。

 

午前8時、4WDに乗り島を横断。東海岸を目指します。途中ノンストップで一気に西海岸まで。道は予想していたよりはるかに凸凹でバス車体はドンドンと音をたてて縦に横に揺れる。

 

東海岸に着くまで1時間。4WDバスは飛んだり跳ねたりしながら走っていました。腰が悲鳴をあげそうになったころ、東海岸のビーチに到着。

 

ドライバーさんも乗客と同じように、飛んだり跳ねたりしながら、まるで何事もないようにマイクでガイドしているのである意味すごいなと思いました。

 

あとでドライバーさんに聞いたところ、最近ずっと雨が降っていないので道路のコンディションは最悪とのこと。カーブなどは車が通ったあと砂の穴ができ、それがどんどんと深くなり凸凹がひどくなっていくそうです。

 

東海岸の75マイルビーチを4WDで快走

 

このツアーのハイライトのひとつ、4WDバスで東海岸のビーチを走ります。波打ち際ぎりぎりのところを走るので迫力満点です。

 

 

途中、オプションで15分間の遊覧飛行に乗ることができます。ビーチが滑走路ってすごいですね。

 

75マイルビーチのみどころ

 

マヘノ難破船

マヘノは20世紀はじめオーストラリア-ニュージーランド間を航行する客船として建造されました。第一次世界大戦中にはイギリス海峡で病院船としても利用されていました。

 

スクラップ処分のためメルボルンから日本へ曳航される際、暴風雨にあい打ち上げられたということです。

 

 

イーライクリーク

イーライクリークは透き通った淡水の小川です。川沿いの遊歩道を散歩し、川の流れに身を任せてビーチまで辿り着くことができます。

 

子供たちは浮輪に乗ってぷかぷかと川下りするのが楽しいようで何度も何度も行き来していました。ツアーでは約30分くらいの滞在でした。(トイレ休憩も兼ねてます)

 

75マイルビーチは砂の上とはいえ、バスの大きな揺れもありませんでした。心配していた腰もなんとか持ちこたえてくれたようです。

 

フレーザー島はオーストラリア特有の動物 ディンゴ生息地

 

オーストラリアの純血なディンゴはほとんどがこの島に生息しているそうです。ツアーの途中、何度も野生のディンゴを目撃しました。

 

ディンゴは見た目には柴犬のようで愛くるしい顔をしていますが、もともとはオオカミの亜種だそうで、性格はけっこう凶暴だそうです。

 

島に到着する観光客はディンゴに近寄ったりエサを与えたりしないように説明を受けます。

 

実際に何年かに一度キャンプが襲われたりと被害がでているということでした。

 

でもディンゴはどう見ても凶暴には見えず、可愛らしい柴犬にしか見えないんですけど・・・

 

島の中心部「セントラルステーション」はかつて森林伐採の拠点だった

 

かつてはフレーザー島は家を建てるための木材供給地でした。林業を営む人々はこのセントラルステーションあたりに住んでおりひとつの町を形成していました。

 

現在はキャンプ地が作られていて大自然を堪能することができます。

 

フレーザー島は地下から湧き出す淡水が豊富で生活水に困ったりすることはありません。セントラルステーションを流れる美しい川を眺めていると大自然の不思議さを感ぜずにはいられません。

 

ツアーのハイライト、マッケンジー湖の遊泳

 

ツアーのハイライトはマッケンジー湖です。約1時間の自由時間がありスイミングを楽しむことができます。

 

この湖は地下から湧いてくる淡水でできた湖です。

 

実際に泳いでみるとものすごく透明度が高いことがわかります。

 

まとめ

フレーザー島には様々な島内観光ツアーがあります。今回、体験したのはキングフィッシャーベイリゾートホテルが主催する「Beautiful Shot Tour」です。

ツアー代金はAdult:  $239、Child:  $159

ブフェランチ付き

英語ドライバーガイド

ホテルを朝8時出発、夕方4時半にホテルに戻ります

 

島内観光をするには、レンタカーを借りて自分で運転する方法もありますが、よほど普段からオフロードの運転に慣れていないと難易度は高いと思いました。

 

私の腰はなんとか大丈夫でしたが(笑)、ホテルの申込フォームには「オフロードツアーなので申込み注意してください」と但し書きがありました。

 

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

 

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オーストラリア・シドニー在住の50代。人生の総仕上げをすべくライフワークである旅行、読書、英語についてブログに綴ります。