メルボルンから友人が来まして、今シドニーでちょっと話題になっている「カプセル」ホテルに泊まりました。シドニーにカプセルホテルがあるって知らなかったので、まずはその存在にびっくり。
なにはともあれ、カプセルホテルに潜入してきました。
シドニーのカプセルホテルに潜入 どうしてカプセルホテルがシドニーに必要なのか考えてみた
カプセルホテルは、日本が発祥の地。国土が狭く大都会では住宅環境もよくない。サラリーマンが遅くまで居残り残業して手軽に泊まれるのがカプセルホテル。そんなイメージがありましたが、ちょっと古いかもしれません(笑)
シドニーの中心部ワールドスクエアに初めてできたカプセルホテル。どんな需要があるのかと思っていたら、大盛況で、あれよあれよという間に2軒目がセントラル駅の近くにオープン。随分と需要があるようです。
それではどんな人がカプセルホテルを使うんでしょうか。
シドニーはもともと物価の高いところ。ゴールドコーストやケアンズに比べても感覚的にも物価は10%くらい高いのではないかと思います。
そして何よりも高いのがホテル代。シドニーでは普通のビジネスホテルでも1泊200ドル以下のところを探そうと思うと大変です。かたやケアンズやゴールドコーストではシーズンにもよりますが100~150ドルで沢山のホテルを探すことができます。
ホテルにあまりお金をかけたくない、でも綺麗で安全なところにとまりたい。部屋を共同で使うバックパッカーは安心できない。
カプセルホテルの1泊あたりのお値段は60~90ドルくらいです。家族で利用できる設定の部屋もあります。シドニーではホテル代が高いため、バックパッカー以上、ホテル以下というマーケットが生まれたのだと思います。
利用している層は旅行者をはじめ家族、ビジネス、友人訪問など多種にわたっているようです。
シドニーカプセルホテルは、シドニー繁華街のど真ん中にあった
カプセルホテルは、ジョージストリート沿いワールドスクエアショッピングセンターの道一本挟んだところにありました。
ここはシドニー繁華街のど真ん中と言ってもいい場所で近くにタウンホール、チャイナタウンがあります。
隣接するワールドスクエアのなかには、大手スーパーマーケットのWoolworthがはいっていてとても便利です。
オーストラリア初、カプセルホテルに潜入してみました
入口ですが、ワールドスクエアの道路をはさんで向かえにあります。ここは昔の大きなパブを改装して造ってあるとのことで、入口はパブのようで少し分かりにくいかもしれません。
入口を入った左に小さなエレベータがあるので、ロビー階へ。ここでチェックインをします。スーツケースがある場合もエレベータでロビー階まで持っていきましょう。ここまではホテルと同じですね。
チェックインフロアには、小さなロビー、キッチンなどがあります。ロビーはとても明るくて、ここで談笑されたり本を読んでくつろいだり。キッチンもひととおりの料理器具がそろっていて使いやすそうでした。
各フロアには共同のシャワールーム(男女別)、トイレがあります。
シドニーカプセルホテル いよいよお部屋のチェック
これが部屋の外観です。日本のカプセルホテルは入口がカーテンで仕切られているところが多いようですが、ここは扉がついています。
専用のカードキーをかざすとドアのロックが外れるようになっています。スーツケースも鍵のかかる専用のスペースがあり安心です。けっこう大きなスペースだったのでスーツケース2つと他にちいさなカバンくらい十分に入りそうでした。
部屋のなかにはかなり広いというのが実感です。簡易机を出してパソコン作業ができるくらい。
設備としては、ドレッシング鏡、テレビ、セーフティBOX(安全金庫)。嬉しいのはそれぞれ独立したエアコンディショナーがついていること。暑くもなく、寒くもなく快適に過ごせますね。
まとめ
日本のカプセルホテルを一歩進化させたような機能と快適性があると感じました。
ただ、日本のように女性フロアの設定とかなかったので、今後検討の余地はあるのかなと思いました。
最高のロケーション、リーズナブルな料金。今後ますます需要が伸びそうな予感がします。
気軽にシドニーに滞在したいということであれば、是非おすすめします。
Life Only Once
最新記事 by Life Only Once (全て見る)
- シドニーにあるベトナム人街、カブラマッタを探検してみた - 2020年12月28日
- 「千日前道具屋商店街」を探検、ここはオトナのおもちゃ箱だ - 2020年9月9日
- 世界最古! ジュノランケーブ大鍾乳洞、地下の迷宮「リバーケーブ」探訪 - 2020年3月4日