メルボルンで見つけたロンドン! シャーロック・ホームズ・イン

オーストラリア旅行

ロンドンの面影がある街メルボルン。そんなメルボルンの市内に名探偵・シャーロックホームズのパブがありました。

 

100年以上前にロンドンで書かれた探偵小説が、時を超え、海を渡りメルボルンの人々を魅了しています。

 

作家アーサー・コナン・ドイルの足跡をたどりながら、名探偵よろしくシャーロック・ホームズの世界に浸りたいと思います。

メルボルンで見つけたブリティッシュパブ、シャーロック・ホームズ・イン

 

ここはメルボルンの街の中心。トラム電車も走るコリンズ通り、その一角にシャーロック・ホームズのパブがありました。

 

メルボルン目抜き通りの「コリンズ通り」にシャーロック・ホームズの小さな看板。

 

階下に降りる階段はまるで19世紀のロンドンに続くタイムトンネルのようです。

 

今日もメルボルンのシャーロックホームズ愛好家が集まり、ビール、ワイン片手にシャーロックホームズ談義に花が咲いています。

メルボルン、シャーロック・ホームズ インの場所は?

 

シャーロック・ホームズ・インはメルボルンを代表する通りコリンズ通りにあります。コリンズにはトラムも走っているのでとても便利ですね。

 

ところで、シャーロックホームズって、何者???

シャーロックホームズって何者?

シャーロック・ホームズは、作家コナン・ドイルが創作した小説のなかにでてくる主人公です。明晰な頭脳、行動力で難事件をどんどん解決していきます。

 

ロンドンのベイカー街221Bにあるハドソン夫人のアパートで相棒のワトソン医師と共同生活をしています。

シャーロック・ホームズの産みの親、作家アーサー・コナン・ドイル

19世紀後半、ロンドンで開業医であったアーサー・コナン・ドイルは27歳にして生計を立てるために小説を書き始めます。どうやら医者だけでは生活が厳しかったようです。

 

「緋色(ひいろ)の研究」という小説ではじめてこの世にシャーロックホームズを登場させます。しかし、この本はあまり評判がよくありませんでした。

 

その後、月刊誌ストランド・マガジンに読み切りの、シャーロック・ホームズ短編が掲載されはじめ、人気がでて瞬く間に世界に愛読者が広がります。

作品と時代背景

19世紀後半、当時のイギリスはビクトリア朝の時代。産業革命が起こり絶頂期を向かえています。世界は我先に植民地を開拓していた時代でした。ここオーストラリアもイギリスの植民地でした。ビクトリア朝は新しい土地を求めて日本へも軍艦を送っています。

 

シャーロックホームズの映画を見るとロンドンの街には馬車が走っています。通信は手紙や電報が主流、道路は舗装されておらず、明かりはランプやガス灯でした。

 

なんだかノスタルジーがあっていいですね。

 

19世紀のロンドンを再現。シャーロック・ホームズの世界にタイムスリップしよう。

 

シャーロック・ホームズが住んだ「ベイカーストリート」地下鉄駅が再現されています。

 

ちなみに世界で一番最初に地下鉄ができたのはロンドンで1863年のことでした。

 

この頃、日本史では幕末。1863年、薩摩藩とイギリスは鹿児島湾で戦争を起こしています。(薩英戦争)

アパート「221b」、階段を降りて19世紀のミステリーの世界へタイムスリップ

 

ホームズが住んでいたベイカー街にある「221b」アパートの街燈。室内から「ハドソン君~」とシャーロットのさけぶ声が聞こえてきそうです。

 

 

階段を降りると、19世紀のシャーロック・ホームズの世界です。

 

このシャーロック・ホームズインは、遠くイギリスから海を越えメルボルンに移住した人々に、憩いの場所を提供する目的で作られたそうです。

 

だからかどうか、とにかくここは居心地がいいんです。ひとり考え事をするのも良し、友人と語り合うのも良し。お店のスタッフもすごくフレンドリーです。

 

 

店内はとてもシャーロック・ホームズにちなんだ展示が沢山あります。

 

こういうお店のテイストは、ブリティッシュ・パブっていうんだそうで、英国系の人は懐しさやノスタルジーを感じるのかなと思いました。

 

雰囲気は、物語なかの「秘密結社」のようでもあり、また反面スタッフのフレンドリーさあり。いるだけでなんか幸せを感じてしまいます。

 

美味しそうなビールが沢山。ジャグからビールをいただけます。

メルボルンに行かれた際には、是非シャーロック・ホームズ・インに足を伸ばしてみてください。

メルボルン シャーロック・ホームズイン まとめ

住所 : 415 Collins Street, Melbourne VIC 3000

電話  : (03) 9629 1146

営業日: 月~土曜日 日曜は定休日

営業時間: 11時30分~0時00分(土曜は2時まで)

 

 

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オーストラリア・シドニー在住の50代。人生の総仕上げをすべくライフワークである旅行、読書、英語についてブログに綴ります。