シドニーに待ちに待った新しいライトレールが登場しました。ライトレールは「路面電車」と訳せばよいでしょうか。今回登場したのは、L2ラインと呼ばれる路線です。
今まであったライトレールはL1ラインと言ってセントラル駅からチャイナタウンを抜けて、シドニーコンファレンスセンター、終点はダルウィックヒルまで伸びています。また3月にはあらたにL3ラインが登場します。
ライトレールを導入する目的はシドニー市内の交通渋滞の緩和です。特に電車が走っていない地域をカバーし、バスに変わるシドニーっ子の通勤の足として期待されています。
おしゃれな赤い路面電車は、歴史建造物が多く残るシドニーの街並みにもしっくりと馴染んでいますよ。
今回、L2ラインをタウンホールからサーキュラキーまで乗車してみました。観光でシドニーに訪れた時にも是非乗ってみてくださいね。
シドニー ライトレール(L2ライン)はどこからどこまで走ってるの?
ライトレールはシドニー郊外のランドウィックという街からオペラハウスのあるサーキュラキーまでを走っています。
日本からの旅行者でこのライトレールを使うのは、ほぼセントラル駅からサーキュラキー駅までの間だと思われます。
その間の駅は
セントラル
→ヘイマーケット
→チャイナタウン
→QVB(Queen Victoria Building)
→ウインヤード
→ブリッジストリート
→サーキュラキー
それぞれの停留所周辺にはシドニーの見どころがありますね。このライトレールの登場によってシドニー観光の利便性がますますあがること間違いなしです。
ライトレール(L2ライン)の主な停留所と周辺の見どころ
ライトレール(L2)ラインはシドニーのCBD(ビジネス中心街)を走るので見どころ満載です。主な停留所周辺の見どころやカフェ、レストランをご紹介します。でもこれは、てつやの独断と偏見満載なので、、そのあたりよろしくお願いします(笑)
セントラルステーション
ここは言うまでもなくシドニーの鉄道のハブです。どこに行くにも多くはこの駅で乗り換えます。近くにはサリーヒルズというエリアがあり、多くのお洒落な、カフェやレストランがあります。
日本人シェフ健太郎さんが経営するカフェ「オラトネック」はセントラルステーションから歩いて10分くらいです。よろしければこちらの記事もどうぞ。
ヘイマーケット
お買い物天国のヘイマーケット(Paddys Market)はこの停留所で降りてください。シドニーに来たら一度は食べたい「ミートパイ」のHarrys Cafeもこの近くです。
チャイナタウン
シドニーで最大のチャイナタウンはこの停留所で降りてください。チャイナタウンは大きなゲートが目印です。沢山のレストラン、お土産物屋さんが軒を連ねています。ウインドウショッピングだけでも楽しいですね。
タウンホール
ここはショッピング、レストランが集まるダウンタウンの中心です。停留所の前には大きな時計が目印のタウンホール(市役所ビル)があります。このホールは世界最大級のパイプオルガンがあることでも有名です。
タウンホール近くでちょっとお茶したくなったらここ。よろしければこちらもご覧くださいね
そして市役所ビルの反対側には大きなウールワースショッピングセンターがあります。このウールワースは配りもののお土産が充実していることでも有名です。
QVB(クイーンビクトリアビルディング)
19世紀後半に建てられた歴史的建造物ですが、今では沢山のショッピング、カフェ、レストランが入っています。南半球最大の吊り時計も見ごたえがあります。
マイヤー、デビッドジョーンズはじめブランドショップが並ぶショッピングの中心街ピットモールへはこのQVBからアクセスするのが便利です。
ウインヤード
シドニーの新名所「バルンガルー」ウォーターフロント開発区へのアクセスはこのウインヤード停留所が便利です。
ブリッジストリート
この停留所はあまり旅行者には関係ないかも、、、(汗)インターコンチネンタルホテルはこの停留所かサーキュラキーから徒歩でしょうか。
サーキュラキー
オペラハウス、ロックス(歴史保存地区)、サーキュラキーからのフェリーへの乗り換えはこの停留所になります。
24時間のファミリーレストランはフェリー乗り場のすぐ前にあります。パンケーキが美味しいよ。
オペラハウス館内ツアーもお薦めです
ライトレールの乗り方、運賃の支払い方
ライトレールに乗車する場合、運賃の支払い方法は3つあります。いずれの場合もライトレールに乗る前に、乗車券を購入するか、所定の場所にカードをタップしてください。またライトレールを降りてからカードをタップするのを忘れないように。
- 乗車券を購入する停留所には券売機があるので乗車前に乗車券を購入します。片道チケット、往復チケットがあります。時間帯、曜日による割引はありません。
- オパールカードを使用するシドニーの「フェリー」、「電車」、「ライトレール」、「フェリー」に使える非常に便利なカードです。プリペイド方式で運賃はカードの残額から差引かれます。時間帯、曜日など割引が適用されるのでお得です。
- クレジットカードを使用するVISA、AMEX、Masterを持っていれば乗車券を購入しなくても直接そこから決済できます。短期間滞在の旅行者には、これものすごく便利だと思います。クレジットカードで直接乗れるってさすがシドニー、進んでる!
降りるときはドアについているこのノブを押すと扉が開くしくみになっています。
シドニーライトレール(L2) まとめ
セントラルからサーキュラキーまでは地下を電車が走っていますが、足代わりにちょこちょこっと乗るのがライトレールの利点だと思います。
たとえばチャイナタウンで食事をすませ、お買い物にタウンホールやQVBに行きたいなどの場合、シドニーは結構坂道がきついので歩くと大変。オパールカードやクレジットカードを手に、ライトレールが見えたら飛び乗る、というような使い方がこれからのシドニーっ子に受けること間違いなし。
ライトレールをうまく使ってシドニーライフを満喫しましょう。
- 運行時間 朝5時~翌朝1時まで
- 運転間隔 サーキュラキー~セントラル間 約4~8分
- 運賃
距離 | 料金 |
3Kmまで | $2.24 |
3-8Km | $3.73 |
8Km以上 | $4.80 |
距離によって決まりますが、セントラル~サーキュラキーまでは2.24ドルです。
車内で検札が回ってくることがあります。乗車券かオパールカード、クレジットカードを見せましょう。
Life Only Once
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